摂食障害は薬物依存と同じ!?【下剤ダイエットの危険性】

下剤ダイエットは依存症になりやすい

下剤ダイエットは、一度ハマってしまうと依存症になりやすいと言われています。そこで、下剤依存症の恐ろしさについて学んでいきましょう。

下剤依存症は薬物依存と同レベル

下剤依存症は、れっきとした薬物依存の一種です。長期間下剤を服用し続けることにより発症します。発症すると、自力での排便が困難となってしまいます。人間は外部からの刺激に対して抗体を持つ生物なので、下剤飲めば飲むほど効果性が弱まってしまい、自然と飲む量や機会が増えていってしまうのです。気付いたときには薬を何十錠も飲んで初めて便が出る、という状態になることも考えられます。

下剤の種類によって飲み続けたときの症状が異なる

大腸刺激性下剤
大腸刺激性下剤は刺激性下剤の一種で、刺激性下剤の中でも良く使われるタイプです。大腸のぜん動運動を活発化させて排便を促します。市販品として販売されている下剤のほとんどがこれにあたります。大腸刺激性下剤を長く服用し続けると、大腸黒皮症の発症を引き起す可能性があります。
小腸刺激性下剤
大腸刺激性下剤同様、刺激性下剤の一種にあたります。こちらは小腸に刺激を与えるタイプとなっています。小腸には下剤による副作用が起こりにくいため、腸メラノーシスが起こりにくいとされています。
塩類下剤
塩類下剤は、腸の表面から水分を引き寄せ、腸管内の水分量を増加させて便を軟らかくする効果を持っています。塩類下剤は習慣性が少なく、長期間服用し続けても副作用を引き起す可能性はほとんどありません。
糖類下剤
糖類下剤は、消化器官に吸収及び分解されない状態で大腸まで行き着きます。そこで腸内で分解され、便を酸性化し、浸透圧作用によって排便効果を促進させます。長期的に服用しても特に問題ありませんが、糖尿病患者の場合、糖類下剤を服用することで血圧降下を引き起こす可能性があります。
膨張性下剤
膨張性下剤は、即効性こそ無いものの副作用を引き起こす可能性がほとんど無いという特徴を持っています。服用した後、生理的な感じの排便が促されます。ただ、稀に嘔吐や腹部の膨満感などが現れることがあります。
浸潤性下剤
潤滑性下剤に関しては、日本ではほとんど使用されていません。ちなみに、腸内の便を軟らかくする働きを持っています。

飲む回数が増えるほど耐性がついてしまう

お腹

下剤は、大きく2つの種類に分かれます。1つを機能的下剤、そしてもう1つを刺激性下剤と言います。市販品として扱われ、下剤ダイエットにも用いられることが多いのは刺激性下剤のタイプです。刺激性下剤を長期的に服用すると体に耐性ができ、下剤から得られる効果がどんどん弱まってしまいます。それにより服用する下剤の量が増えていってしまうのです。最終的に下剤の効果が全く効かないようになり、腸も機能しない状態となってしまいます。

耐性が付きやすくなってしまう摂取方法に注意

同じ下剤を服用するのはNG
自分の体質に合った下剤が見つかったら、ついついそれを使い続けるようになってしまいますが、実はそれはとても危険な行為なのです。なぜかと言うと、下剤の依存症にかかる恐れがあるからです。1つの下剤を使い続けてしまうと、体がその成分や効果に慣れ、耐性が付いてしまいます。複数の下剤の使用を勧めるのはそのためです。依存症を予防できるだけでなく、体の下剤への慣れを抑えることもできるのです。
使用法・服用量を守る
下剤を飲むときは、必ず説明書を読むようにしましょう。説明書には1日の服用量や正しい飲み方などが細かく記載されています。たくさん飲むほど効果も大きくなる、というのは大きな間違いです。むしろ逆効果となり、下痢や吐き気などを引き起す恐れがあります。

依存症になるのはメンタルによる要因が大きい

心の病気である摂食障害同様、その原因となりうる下剤依存症も、メンタル的なものが要因である可能性が高いです。そこで、人間のメンタル面と下剤依存症の関係について見ていきましょう。

依存症になってしまう原因

人は、日常生活で快感を得たときに「ドーパミン」という神経伝達物質が分泌されます。分泌されるタイミングは生活のあらゆる場面にあります。食事、スポーツ、ギャンブルなどを楽しんでいるときがその代表例として挙げられます。そしてダイエットにおいてもドーパミンが分泌されるタイミングがあります。それはダイエット、つまり減量が成功したときです。下剤の依存症になる人は、その多くが下剤ダイエットによるものが原因です。なぜかと言うと、下剤ダイエットは即効性が高く、手軽に体重の減量、つまりドーパミンの分泌が得られるのです。

摂食障害に陥ってしまう人の原因はほぼダイエットから

ダイエットするのは10代から20代の女性に多いです。そのきっかけは人それぞれですが、ダイエットがエスカレートすることで摂食障害を引き起こしてしまいます。ダイエットを始めることで、結果が出て周りから評価されることも多くなります。また、痩せている人への憧れや社会的評価を気にして、痩せていなくてはいけないという強迫観念などからも激しいダイエットを繰り返してしまいます。他にも外見のコンプレックスや家庭環境などからも摂食障害になる人もいます。

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