依存性の高い摂食障害はクリニックで治療【下剤ダイエットと離れる】

依存症と決別するには適切な対処をすること

下剤ダイエットで体調を悪くしてしまったら早く下剤と離れなければいけません。しかし依存症になってしまっては簡単に手放すことが難しいでしょう。依存症になったらどうやって離れるのでしょうか。クリニックの医師の話などを参考に見ていきましょう。

いきなり下剤をやめるのは危険

下剤ダイエットを行っている人の腸は、薬によって排便を促されています。そのため急に薬を止めると、腸がほとんど機能せずに重度の便秘状態に陥ります。きっぱりと下剤を止めることが出来ても止めた後はひどい便秘に悩まされるに違いありません。下剤ダイエットから離れるには、薬の量と腸の状態を確認しながら徐々に進めていく必要があります。生活習慣の改善をすることで腸を整えて、便秘の原因を減らしていきます。依存している人の中には自立神経が乱れていることもあります。そのため、便秘改善、下剤の量の調整、自律神経の改善など、一つ一つを改善する必要があります。時間がかかりますが、直らない病気ではないのでゆっくり様子を見て下剤から離れていく必要があります。

専門医に診てもらうことが大切

重度依存の場合は個人での治療は困難です(クリニック医師)

下剤ダイエットを長期的に行い、依存性が高い場合は自分で下剤を止めることは困難です。そのため、クリニックで医師と相談して指導をうけながら治療を行う必要があります。医師と治療を行うと1年~2年ほどの時間を要することになるが、食事や適切な薬の処方、運動などを組み合わせてゆっくり治療を進めていくことが出来ます。下剤ダイエットによって酷い便秘になったなら、肛門科や消化器内科、胃腸内科などで治療することが出来ます。また便秘外来もあり、一般的な診察の他に血液検査やX線検査、大腸内視鏡検査を行うことも出来ます。検査でその人がどのような状況かを確認してから、適切なアドバイスや治療方法を始めて行きます。他にも、摂食障害クリニックなどでカウンセリングを受けるのも効果的でいいでしょう。

自然排便を取り戻すことでホルモンバランスの安定化に繋が

下剤を使用しないということで依存症を脱却することに意識が向かいがちになってしまうが、下剤を使用する前の健康な体内環境を取り戻すことも重要です。体内環境を以前のように健康的に回復出来れば、下剤を使用することなく排便が可能になるだけではありません。健康的な身体になることで、自律神経を整え、女性ホルモンの分泌も正常に機能することに繋がります。治療をうまく進めることが出来れば、お肌の調子や倦怠感などの不調も徐々に改善していくことでしょう。治療を開始して、回復状態を見ながら段階的に治療プログラムを見直すことで、適切な治療が可能になります。このような適切な治療を受けるにはクリニックに行って医師に相談して自分が今どのような状況なのかを知る必要があります。

自分で改善を試みることも大事

クリニックへ行き、医師との治療が始まったからといって、油断しては行きません。アドバイス通り進めたら改善への兆しはありますが、常に改善に向けての意識を持つことが大切です。医師に頼るだけではなく、しっかりと自分でも依存症ということを自覚しましょう。

【まずは一週間】心がけておきたい下剤との付き合い方

下剤の成分を確認する

今使用している下剤の成分を確認してみましょう。下剤の成分の中に「センナ」や「大黄」「アロエ」などが入っていると、副作用が起きやすい下剤です。このような成分が入っている薬を飲んで体調を崩しているなら、副作用が出ている可能性があります。

使用した下剤の量を書きだしておく

今までの下剤の服用量を確認します。1日ごとにきちんと下剤の服用回数と量をメモしておきましょう。これを1週間つづけて、自分が使用している回数と量を把握します。現在飲んでいる下剤の量を把握することで回数と量を見直すことが出来ます。

食事の内容を書きだしておく

何を食べているか、食生活を把握することで現在の食生活を見直すことが出来ます。毎日どんなご飯を食べたのか、食べたメニューとその食材もメモしましょう。外食の場合でも分かる範囲の材料をメモするように心がけましょう。腸に良い食べ物を食べる意識を持ちましょう。

食事のたびに腸の様子を確認しておく

下剤を服用し続けていると、自分で排便が出来る状態なのか判断できません。改善を意識して生活しているのであれば調子が良くなっているかもしれないので、食事の後に自然に排便が出来るかを確認してみましょう。不安な人は毎食後でなくても、朝、昼、夜のどちらか1回だけ試してみるだけでも良いです。改善が確認できれば、治療をいい方向に進めていくことが出来ます。

腸内環境を整える細菌を摂取する

腸内環境を整えるためには食生活を改善することも大切です。積極的に食物繊維や乳酸菌、オリゴ糖などが入った食品を摂取することで腸内環境を整えることが出来ます。そのため、野菜やヨーグルトなどをたくさん食べる必要があります。しかし、毎日忙しくて野菜中心の食事や乳製品を意識して摂ることが出来ないという人もいると思います。そのような人はサプリを飲むことで補うことが出来ます。食生活を意識していてもたくさんの量を食べることが出来ない人もサプリを飲んで腸内環境を整えましょう。

下剤依存症を克服した人の体験談

実際に下剤依存症になってしまった人の治療経験の話を見てみましょう。同じ境遇の人の成功例を見て学ぶことがあれば力になります。

下剤ダイエットから摂食障害へ~依存症克服までの道のり~

重度依存の私は治療には長い時間がかかりました(20代/女性)

下剤によって摂食障害だと気づいた私は強い意思を持った時に下剤を断つことにしました。そしたらたった1日で体重が急増してしまい、1週間で7キロ以上増えることもありました。むくみが原因だったけど、太るのが嫌で、再び下剤を飲んでしまいました。このような状況を何度か繰り返しました。自分だけでは改善できないと思ったのでクリニックに行って相談し治療を始めました。長い期間だったけど、徐々に薬の量が減って体の調子が良くなっていきました。治療のおかげで健康体になりました。でも、人との付き合い方は変わりませんでした。摂食障害のせいで人とうまく付き合えないと思っていたけどそうでもなかったようです。今後は良いコミュニケーションをとるということを目標に頑張っていこうと思います。

まとめ

下剤ダイエットによる摂食障害は急に服用を止めたからといって治るものでもありません。依存性が高いと感じたらクリニックに行って医師の治療も受けながら少しずつ改善していきましょう。また、改善後の問題にも対応出来るように意識を持つことも必要です。

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